【書評】『頭がいい人の読書術』│1冊10分でインプット・30分でアウトプット




読書が苦手な人
  • 読書習慣を身に付けたいが、3日坊主で終わってしまう
  • 集中力が無くて本の内容が入ってこない
  • 読みたい本があるのに読む時間がない
  • 読んでも本の内容を忘れてしまう
  • 本を読むスピードが遅い

このような方に読んでほしいおすすめの一冊はこちら。

頭がいい人の読書術| 尾藤克之

尾藤克之 さん
  • コラムニスト、著述家
  • 明治大学サービス創新研究所研究員
  • NHK、民放のTV出演、協力多数
  • 1年に1000冊の本を読み、400本の記事を書く
  • コラムニストとして「JBpress」、朝日新聞「telling,」、「オトナンサー」「アゴラ」「J-CASTニュース」で執筆中

【尾藤さんのココが凄い】

1冊10分でインプットし、30分でアウトプットする技術を持つ。

10年間、毎日にように「本を1冊10本で読み、30分で記事にする」という作業を繰り返している凄い人です。

『頭がいい人の読書術』を読むメリット
  • 短い時間で本を読み、読んだ本の内容をアウトプットできる秘訣を学べる
  • 短い時間で読んでも理解力が増すテクニックを学べる
  • 読んだら忘れない読書の仕組みを学べる

『頭がいい人の読書術』インプットの技術

Photo by Sincerely Media on Unsplash

『3分の1リーディング』を身に付ける

「ページの3分の1しか読まない」という読書法が紹介されています。

概ねの本はページの上部3分の1を読むだけで内容を理解できてしまいます。

3分の1のみで理解できる理由
  • これまでに読んできた文章の傾向を脳が記憶していて、勝手に内容を補足してくれる
  • 両目で同時に見える範囲が約120度
  • 3分の1しか目を通さなくても、ページの50%程度が視界に入ってくる

音読はしないこと

頭の中で音声化するのは文章を読むスピードが落ちるため、オススメされておりません。

3分の1リーディングを習得すれば、内容をきちんと把握した上で、1ページを数秒で読み終えることも可能になります。

本の内容の重要な2割に時間を投入する

『パレートの法則』という経済学に関する法則があります。

パレートの法則

パレートの法則とは、19世紀の末にイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが提唱した経済学に関する法則。

成果の80%は20%の努力に起因するという説。

仕事の観点からみると、「仕事の成果の80%は、仕事に費やした時間のわずか20%のみで生み出している」とするもの。

これを読書にも当てはめることができます。

全体をまんべんなく読むよりも、重要な2割に時間を使う事によって、8割の重要なポイントを知ることができます。

先述の「3分の1リーディング」はこの「重要な2割」を見つけ出すためのテクニックです。

大事な2割を見つけるために、本の上部分の3分の1を読んで、内容を把握する。

そして、重要な2割は、楽しんで読む。

このシンプルな方法を繰り返すだけで、あなたが読むことのできる本の量は確実に増えていきます。

『頭がいい人の読書術』より|尾藤克之

最初から100%全てを理解しようとするのではなく、

たったの10分で内容の60%が理解できたほうが楽しいよね!

このような感覚で取り組むことも推奨されています。

『10分読み』でも理解力が深まる4つのテクニック

目次を読み、全体像を把握する

目次を読むことで、本の全体像と文章の関係性を理解することができます。

数秒~1分程度で終わる、本を読む前の準備体操としてとても大切な作業です。

分からない表現や言葉は飛ばして読む

何を目的にこの本を読みたいと感じたのかに原点回帰して、「本は最初から最後まですべて読まないといけない」という固定概念に縛られない読み方が大切です。

本に書き込みをして、汚く読む

具体的な書き込みの方法は下記が紹介されています。

本への書き込み方法
  1. 漢字は一切使わない
  2. 殴り書きにする
  3. 色は黒と赤の2色でOK

多くの時間を割くことなく、スピーディーにこなすことが優先されるべきです。

色分けについては、1回目の読書は黒、2回目は赤と分けることによって、色を変える手間が省けます。

また1回目と2回目の自意識の遷移が分かりやすくなります。

著者の立場になって読む

「妄想」をすることによって、解釈に深みを持たせる方法です。

著者の立場になりきって読むことにより、自分なりの解釈が生まれます。

いろんな角度から、本を楽しんで読めば、速く、深く、読むことができる。

『頭がいい人の読書術』より|尾藤克之

『頭がいい人の読書術』アウトプットの技術

Photo by Alfons Morales on Unsplash

インプットした内容を記憶に定着させるためにはアウトプットが必須です。

読書をした内容を身に付け、自己成長に繋げるためにはアウトプットを最適化する必要があります。

限られた時間で最良のアウトプットをする秘訣が紹介されています。

サマリーを100文字でまとめる

どのような書き方であれば、伝える相手の心をつかみ、刺激することができるかを考えながら100文字でサマリーをまとめてみましょう。

まずは読んだ本の中の何を主張したいか(要点)を明確にすることが大切です。

意識すべきこと
  • 自分を伝える相手に置き換えて考えること
  • アウトプットした文章を他人にシェアしても要点が伝わること

結論は最初に書く

最初に結論を書くことが大事です。

これには理由が二つあります。

読者への配慮

時間を割いて読んでくれている読者に対して、有益な時間を奪っているという自覚を持たなければいけません。

そのためには要点をシンプルに、分かりやすくするよう心掛ける必要があります。

正確性

結論から伝えることで、書き手の目的を誤解されるリスクを減らすことができます。

長々と説明して「結局何を言いたいか分からない」という事態を避けなければいけません。

正確に伝えるためにも、結論から伝えることは大事です。

最後に文章のチェックを行う

より読者に分かりやすく文章を書くために、謙虚さを持って文章を推敲(すいこう)しましょう。

書いた文章を客観視して、改善点を明らかにします。

客観視する3つの方法
  1. 一日空けてから読み直す
  2. 印刷して読み直す
  3. 声に出して読み直す

自分に合った方法で文章のチェックを行いましょう。

『頭がいい人の読書術』を読んで感じたこと

Photo by Aaron Burden on Unsplash

私は読書が好きです。

人生におけるインプットの機会や経験は限られています。

その中で、他人の経験や知識を最大化して取り入れることができるのが読書です。

しかし、以前から読書の記憶が薄れてしまって非常にもったいないなぁと感じていました。

私がこの本を読んで感じたことは、「自分の達成したい目標に向かって本を選び、読書のスピードを高めて効率化する。さらにそれらをアウトプットしてなるべく記憶に留める」というサイクルを定着化させる大切さです。

  1. 目的に合わせて最適な本を選ぶ
  2. なるべく多くの本をスピーディーに読む
  3. 読者のことを考えてアウトプット

このサイクルを回して、初めて読書を最適化できるなぁと感じました。

『頭がいい人の読書術』まとめ

✅まとめ
  • 3分の1リーディングでインプットの効率化を図る
  • 重要な2割に時間を使う事によって、8割の重要なポイントを知ることができる
  • たった10分で内容の60%が理解できたほうが楽しい』という感覚で読書する
  • アウトプットは読者への配慮を忘れずに
  • インプットからアウトプットまでのサイクルを回して、初めて読書を最適化できる

より良い読書ライフのために、ぜひ本書を手に取ってみて自分に合った読書術を試してみて下さい!




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