【書評】『天才を殺す凡人』|自分を才能を知り、活かそう!




  • なんで私は他の人みたいにできないのかな?
  • 自分の得意なことは何だろう?
  • 私はどこに向かって、何を目指せばいいのかな?

このような方にオススメしたい1冊はこちらです。

『天才を殺す凡人』職場の人間関係に悩む、すべての人へ|北野 唯我

『天才を殺す凡人』は自分の才能を見極める一冊

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「天才」「秀才」「凡人」、皆さんは自分がどれに該当するとお考えですか?

本著を読めば自分の才能を見極めることができ、どのように仕事に生かすべきなのか?を知ることが出来ます。

他著や自己分析ツールと比較して、「才能」を3つに絞りシンプルに表現しており、大変分かりやすい内容となっております。

前著『転職の思考法』同様、ストーリー形式での運びで内容が分かりやすい!

『天才を殺す凡人』の著者紹介

北野 唯我さん
  • 神戸大学経営学部卒
  • 就職氷河期に博報堂へ入社し、経営企画局・経理財務局で勤務
  • ボストンコンサルティンググループを経て、2016年、ワンキャリアに参画
  • 執行役員として事業開発を経験し、現在同社の最高戦略責任者、レントヘッドの代表取締役

著書に『転職の思考法』(ダイヤモンド社)があります。

『転職の思考法』は転職を考えている方はもちろんのこと、社会人必読のオススメの一冊です。

『天才を殺す凡人』著書情報

『天才を殺す凡人』著書情報
  • 書籍名:職場の人間関係に悩む、すべての人へ 『天才を殺す凡人』
  • 著者名:北野唯我
  • 出版社:日本経済新聞 出版社
  • 出版日:2020年1月

『天才を殺す凡人』の学びと要約

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「天才」「秀才」「凡人」自分のタイプを知ること

天才・秀才・凡人
  • 天才:独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人
  • 秀才:論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にし、堅実に物事を進められる人
  • 凡人:感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人

「天才」「秀才」「凡人」はそれぞれ軸が異なる【コミュニケーションの断絶】

「天才」「秀才」「凡人」はそれぞれ物事を評価する基準が異なるため、分かり合うことが難しい。

それぞれの「話が伝わらない」つまり3つの間でのコミュニケーションの断絶には『軸と評価』が起因します。

✔ 軸:価値を判断する上で前提となるもの→絶対的

✔ 評価:軸に基づいて、良し悪しを評価すること→相対的

それぞれの軸
  • 天才:創造性
  • 秀才:再現性≒論理性
  • 凡人:共感性

特に天才と凡人。

天才は世界を良くするために、「創造的に」物事を考えます。

反して凡人は他人の考えに「いかに共感できるか・されるか」という観点で物事を考えます。

彼らが同じ視点で考えることは難しいことが分かります。

凡人の「多数決」が天才を殺す

凡人は天才よりもはるかに数が多く、凡人がその気になれば「多数決のナイフ」によって天才を殺し得る。

特に初期の結果を出す前の天才は凡人に理解されることは難しく、「凡人に殺される」ケースが多々存在します。

「創造的」なものを計る定義づけはない。つまり「天才」を計る指標はありません。

唯一間接的に測れるとしたら、それは社会からの『反発の量』で判断できます。

社会からの『反発の量』を見れば「創造性」をある程度予測することができます。

配られたカードで勝負するしかない

「天才や秀才に生まれたかった」などと愚痴をこぼしても、何も変わりません。

本当に大切なことは「自分が配られたカードが何にカードで、そのカードの使い方を知ること」です。

そのカードを世の中に出し続ければ己の才能が磨かれていき、過去最高の自分に出会うことができます。

これがカードを出し続ける最大のメリットです。

コミュニケーションの断絶を防ぐ「アンバサダー」

軸のずれた天才・秀才・凡人のコミュニケーションを図るために活躍するのが「アンバサダー」と呼ばれる人たちです。

エリートスーパーマン

◎天才と秀才の橋渡し(創造性+再現性)

  • クリエイティブでロジックも強い
  • 一代で大企業を作り上げるような社長など
  • 何よりビジネスが大好きで、常に研究者であり、挑戦者でもある。
  • 一方で、部下は彼らのスピードや思考についていけないこともある。
  • 「外から見ると凄いが、部下につくと大変」なタイプ
最強の実行者

◎秀才と凡人の橋渡し(再現性+共感性)

  • ロジックが強くて、人の気持ちもわかる
  • どの会社にもいる「エース」
  • 学生時代から常に組織の中心にいて、就職活動も器用にこなし、行きたい会社に行く
  • 営業と開発、正社員とアルバイト、本社と現場などをつなぐプロジェクトマネージャーとして優秀
  • 新しいことをやらせると「既存のサービス」の焼き直しになり、革新的なものは生まれないのが弱点
病める天才

◎天才と凡人の橋渡し(創造性+共感性)

  • クリエイティブなだけではなく、それが世の中の人々の心を動かすのか?インサイト(潜在的な欲求)に届くかどうか?まで直接的にわかる。
  • 自分らしさを表現しつつも、マーケットインの考えもでき、プロダクトや事業などの責任者に就任すると、圧倒的なスピードでサービスを拡大できる。
  • 構造的に捉えるのが苦手なため、他部署との調整や、組織の拡大、部下への権限委譲で失敗することが多い

凡人が「最強の武器」を手に入れるための方法【自らの言葉】

本当に人を動かしたいと思ったら他人の言葉ではなく「自分の言葉」を使う。

難しい経営用語のような『他人から借りた言葉』を捨てて、小学生でも理解できるような言葉を選ぶことで、相手の気持ちを揺さぶる「最強の武器」となります。

凡人が「最強の武器」を手に入れるために必要なこと
  1. 他人の言葉をデトックスする
  2. 白状する

『天才を殺す凡人』の感想と今後のアクションプラン

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著書を読んでできること、それは

  1. 自分のタイプを知り
  2. そして能力を「伸ばす」こと

配られたカードを知ることで、自分の伸ばすべき能力や方向性を捉えることができます。

私は超が付くほどの凡人です。

でも「最強の実行者」になる努力をしたいと感じました。

『天才を殺す凡人』書評 まとめ

✅まとめ
  • 「天才」「秀才」「凡人」自分がどのタイプに属するかを知る
  • それぞれ『軸と評価』が異なるため3つの間でのコミュニケーションの断絶が起こる
  • 配られたカードで勝負するしかない。世の中に自分のカードを出し続けよう!
  • コミュニケーションの断絶を防ぐ「アンバサダー」の存在を知る
  • 凡人の「最強の武器」は『自らの言葉』である

「自分を知ること」はとても大切ですね。

『読みやすい+シンプルでわかりやすい+ストーリーが面白い』の全てが揃った一冊でした。

自信を持ってオススメできる著書でした。ぜひ読んでいただきたいです!




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