【書評】「やり抜く人の9つの習慣」|努力を継続させるための行動プラン




努力が続かない人
  • せっかく目標を掲げても、努力が続かない
  • 努力の継続の仕方が分からない
  • 自分には才能がないから何をやっても駄目だ

このような悩みを解決するためには、この本がおすすめです。

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学|ハイディ・グラント・ハルバーソン

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学

本書では「成功とは正しい選択・戦略・行動によって掴むものであり、決して生まれ持つ才能やDNAによって決定されるものではない」と述べられています。

成功することを目標にやり抜く具体的な方法案について語られておりますが、その中でも私が特におすすめする行動について、なるべく分かりやすく解説していきたいと思います。

1. 明確かつ具体的な目標を立てる

Photo by Dan DeAlmeida on Unsplash

目標に対してやり抜くために必要不可欠なことは「明確で具体的な目標を掲げること」です。

目標を立てる際のポイント
  • どうなったら目標を達成したと言えるかを考える
  • 目標を達成したら得られるものを考える
  • 目標達成に至るまでに考えられる障害を考える
理想的な目標の立て方

駄目な目標の立て方 ⇒ ただ漠然と、痩せたい。

理想的な目標の立て方 ⇒ 3月後までに5キロ痩せる

  ✅どうなったら目標達成?⇒3月後までに5キロ痩せていたら達成

  ✅目標を達成したら得られるもの⇒8号のジーンズを履くことができる。

  ✅目標達成に至るまでに考えられる障害を考える

    ⇒ ✔雨が降ったら外でランニングはできない。

      ✔残業が続いたらジムに行く時間が少なくなる。

      ✔週末疲労が溜まって来たら甘いものを食べたくなるかもしれない

成功を望むなら、成功をイメージすると同時に、そこまで障害をイメージすること。

そして、成功した自分と今の自分のコントラストを考えること。

2. 目標達成のための行動計画の立て方

目標達成のために次に行うべきは「目標達成に至るまでの障害を考慮しつつ、行動計画を立てる」ということです。

その方法として本書で紹介しているのがif-thenプランニングです。

目標達成への行動を邪魔したり、集中力を妨げるものには、どう対処したらよいのでしょうか。

やるべきことが多すぎて、何から手をつければいいかわからないとき、どう考えたらいいのでしょうか。

こうした事態に対処する、心理学で効果の実証された簡単な方法があります。それは、if-thenプランニングと呼ばれる方法です。

「if-then」とは「もしこうなったら、こうする」という意味ですが、どんな目標を達成する場合でも役立つ、強力な手法です。

具体的に例を挙げてみましょう。

if-thenプランニング
  • if ⇒ もし、雨が降って外でのランニングができなかったら
  • then ⇒ 室内で筋トレをする

一度、if-then式の計画を立てると、その後、脳は無意識に周囲をスキャンして、行動の合図を探し回るようになります。

つまり、事前にするべきことをはっきりさせておけば、意識しなくても、行動すべきときに自動的に行動できるのです。「やらなくっちゃ」とずっと気にかけておく必要もありませんし、「何をすればよいのか」と迷うこともありません。

目標を明確にかつ具体的に立てて、障害となりうるものをif-thenプランニングに落とし込んで考えてみましょう。

具体的な目標は、やり抜く力を与えてくれます。

3. 自分の意志力は弱いもの、かつ消耗するものだと理解する

Photo by Anthony DELANOIX on Unsplash

多くの人は、自分の意志力を過大評価しています。

自分の意志で誘惑に打ち勝てると考える結果、普段から、多くの誘惑に囲まれた生活をすることになり、むだに意志力を消耗してしまうのです。

私もよくやってしまいがちなのですが、目標を掲げたばかりのときは、ただ漠然と根拠もなく頑張れる自信がありますよね。

いつもダイエット失敗してるけど、根拠はないけど今度こそ成功できる気がする!頑張るぞ!

これでは目標を達成できる可能性は低いでしょう。

成功できない理由
  • 自分の意志力が弱いことを理解していない
  • 意志力が消耗していくことを理解していない
  • 前回ダイエットに失敗している理由を考察していない
  • 具体的にどんな誘惑や障害があるか理解しようとしていない

これらが成功できない原因です。

自分の意志力を過信して、誘惑に惑わされる危険性など一切気にすることをなく、目標に向かって突っ走ってしまいます。

「自分の意志力は弱い、そして消耗していく」

これを認識して障害となりうるものを想定し、目標を達成しやすい環境を整える努力をできる人こそが、目標を達成できるのです。

4. if-thenプランニングで注意すべきこと

意志力が弱いことを認識すべきとお伝えしましたが、これをどのように行動に落とし込んでいけばよいのでしょうか。

「シロクマのことだけは考えてはいけない」

ある思考をしないように努力すると、逆に頭の中ではその思考でいっぱいになる-これは心理学の実験でも明らかです。

行動を変えたいのなら「やめたいこと」を考えるのではなく「やりたいこと」「やるべきこと」を考えるのです

駄目なif-thenプランニング

「(if)もしスイーツを買いたいと思っても、(then)我慢して買わない」

これでは、「やめること」「我慢すること」という思考でいっぱいになってしまうため、失敗する可能性が高いです。

我慢が限界となり、否定した行動をより強化してしまう、つまり「スイーツを買いすぎてしまう」という事態に陥ってしまう可能性があります。

理想的なif-thenプランニング

「(if)もしスイーツを買いたいと思ったら、(then)代わりに健康に良いナッツを買う

このように「代わりに~する」といった代替案を立て、他の行動に落とし込むことにより、衝動的に否定した行動をより強化してしまう、という事態は減るでしょう。

if-thenプランで大切なことは「あなたが何をしないか」ではなく「何とするか」なのです。

5. 【補足】目標を達成するために私が特に大切だと思うこと

Photo by Caleb George on Unsplash

成功するためにもっとも大切なことは「目標に向かって努力を継続できる力」だと思います。

なぜなら、才能は努力や経験の積み上げによって、誰にでも身に付けることが出来る能力だと信じているからです。

つまり目標を達成するためには、「今の努力をどうすれば継続できるのか?」を考え、対策していくことが最重要ポイントであると考えています。

努力を継続するために個人的に意識していること

作業をルーティン化して思考停止でも努力できる流れや環境を作ること

  ✔ 目標を立てる

  ✔ 障害や誘惑を考えつつif-thenプランを実行していく

  ✔ ルーティン化することによって、思考停止でも努力できるようになる

6. 『やり抜く人の9つの習慣』まとめ

まとめ
  • 明確で具体的な目標を掲げる
  • 障害となりうるものをif-thenプランニングに落とし込んで考える
  • 自分の意志力は弱く、消耗していくものだと理解する
  • if-thenプランでは「あなたが何をしないか」ではなく具体的な行動を示す

目標を達成するための習慣について深く知りたい方には、とてもおすすめの一冊です

ぜひ読んでみて下さい。

やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です