【書評】『入社1年目の教科書』|一緒に仕事をして楽しい存在とは?




悩める社会人
  • 社会人に必要なスキルや、どのような心構えを持てばいいか知りたい
  • 優秀な社会人の仕事への考え方や感性が知りたい

このような方にオススメしたい1冊はこちらです。

『入社1年目の教科書』|岩瀬大輔さん

『入社1年目の教科書』は仕事に臨む姿勢や心構えを学べる一冊

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私は入社一年目の新入社員ではありませんが、自分の働き方について見直すきっかけになればいいなぁと感じ、本書を手に取りました。

本書は社会人になって間もない人やこれから社会人になる人に対して、数々の経験や実績がある岩瀬さんが「仕事に臨む姿勢」「社会人にとって必要な能力・心構え」について書かれている、非常に本質的な内容となっております。

入社歴の長いベテランの方も「新入社員の頃は確かにこうだったなぁ」と自分の働き方を見直す良いきっかけになる一冊です。

著書は2011年の作品ですが、「本当に大切なこと」は9年経った今でも変わりませんね。

『入社1年目の教科書』著者紹介

岩瀬大輔さん
  • AIAグループ経営会議 メンバー兼グループCDO(チーフデジタルオフィサー)
  • ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長
  • 1997年、司法試験合格
  • 1998年、東京大学法学部を卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ 等を経て、 ハーバード大学経営大学院に留学
  • 同校を日本人では4人目となる上位5%の成績で終了(ベイカー・スカラー)
  • 2006年、副社長としてライフネット生命保険を立ち上げ、 2013年より代表取締役社長。
  • 2018年6月より現職
  • 同年7月より18 の国や地域に拠点を有するアジア最大手の生命保険会社であるAIAグループ(香港)に本社経営会議メンバーとして招聘される

著書
  • 『ハーバードMB留学記資本主義の士官学校にて』(日経BP社)
  • 『生命保険のカラクリ』(文春新書)
  • 『がん保険のカラクリ』(文春新書)
  • 『ネットで生保を売ろう!』(文藝春秋)など多数

『入社1年目の教科書』著書情報

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著書紹介

書籍名:『入社1年目の教科書』

著者名:岩瀬大輔さん

出版社:ダイアモンド社

発行日:2011年5月19日(プリント版第一刷)

『入社1年目の教科書』の学びと要約

仕事において大切な3つの原則

岩瀬さんは人の何倍ものスピードで成長を遂げるためには、下記の3つの原則を抑える必要があると伝えています。

  • 原則① 頼まれたことは、必ずやりきる
  • 原則② 50点で構わないから早く出せ
  • 原則③ つまらない仕事はない

どんなときも、この3つを死守する。

それだけで仕事のスピードが上がっていきます。と同時に、チャンスが次々とやってくるでしょう。

目の前のチャンスを一つずつものにしていくことで、あなたの仕事は、よりダイナミックな ものに進化していきます。

仕事はどんどん面白くなっていくでしょう。

そうこうしているうちに、あなた自身が急成長していることに気づくと思います。

参考:『入社1年目の教科書』|No.118/2222

上記の詳しい内容につきましてはぜひ本書を手に取って熟読していただきたいところではありますが、特に印象的だったことは、【原則① 頼まれたことは、必ずやりきる】の中で、

「新人のうちは頭がいいとか優秀だとかはどうでもいいこと。頼まれた仕事をやりきれるかどうかが最も大事」ということ。

本書にもありましたが、催促しないと頼まれた仕事を遂行できない人が思いのほか多いです。(少なくとも私の勤める会社では…)

高学歴で優秀な成績で入社してきた人もいますが、彼らを信頼して仕事を任せることはできるでしょうか?

もちろん入社まもない彼らは、納得のいく仕事をするのは難しいかもしれません。

しかし任された仕事を何が何でも遂行しようと努力して最後までやりきった人には、また仕事を依頼しようと、つまり信頼して仕事を任せることができるものです。

頼まれたことは絶対にやりきる。

自主的に、期限よりも早く、決して催促されるようなことがないように。

入社1年目の人がおさえるべき50のルール

本書記載の入社1年目の人がおさえるべき50のルールの中で、特に興味深い内容を少しご紹介します。

社会人は「アウトプット」を前提にして勉強する

「ビジネスパーソンの勉強は、必ずアウトプットに結びつけるべき」というものです。

例えばビジネス書を読んで教養を身に付けようと思った際に、ただ漫然と眺めるだけではなく、「自分ならどう行動すべきか?」「自分の事業だったら、どう判断すべきか?」という視点で読むということです。

本書では、ビジネス書でインプット学習する際に「自分から乗り込んで宝探しをするイメージで読むと良い」とあります。

要は「何らかの学びたい目的を明確にして学習に取り組むこと」が大切であって、「読んだだけで満足せずに、その後にすぐ行動して多くの体験をして経験値を貯める」

これらが社会人の勉強において大切なことかなぁと私は解釈しました。

その他、特におすすめの内容

入社1年目の人がおさえるべき50のルールの中で、その他の個人的なおすすめは下記の通りです。

個人的におすすめのルール
  • 「何のために」で世界が変わる
  • 単純作業こそ「仕組み化」「ゲーム化」
  • 質問はメモを見せながら
  • 予習・本番・復習は3対3対3
  • 仕事は根回し
  • 仕事は盗んで、真似るもの
  • ファイリングしない。ブクマもしない
  • 目の前だけでなく、全体像を見て、つなげよ
  • 脳に負担をかけよ
  • 感動はためらわずに伝える
  • ミスをしたら、再発防止の仕組みを考えよ
  • ビジネスマンはアスリート

この辺は今すぐにでも実践すべき、読んでおいて損はない内容です。

アクションプラン【一緒に仕事をして楽しい存在であるか?】

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本書の中で先輩や上司、一緒に働く人や他者の人間、仕事で係る人からの「信頼を得ること」の大切さについても触れています。

そして信頼を得ることの中で特に「一緒に仕事をして楽しい存在であるか?」が重要であると続けています。

そこで、自分にとって一緒に仕事をして楽しいと思える存在ってどんな存在だろうか?と考えてみました。

個人的に一緒に仕事をして楽しいと思える存在
  • 仕事や人生に対してポジティブな目的意識をはっきりもっている
  • 真剣に取り組める、努力の仕方がわかる
  • 妥協せずにやり抜く力がある
  • 達成する喜びを知っている

これはあくまでも個人的な例ですが、アクションプランとして「自分にとって一緒に仕事をして楽しいと思える存在に自分はなれているか?を考えてみることは大事かな、と感じました。

もし今の自分がそのような存在になれていなかったら、まずは自分が変わる努力をしなくてはいけませんね。

『入社1年目の教科書』書評 まとめ

✅まとめ
  • 本書は「仕事に臨む姿勢」や「必要な能力・心構え」が書かれている本質的な内容
  • 入社歴の長いベテランの方も自分の働き方を見直す上でおすすめの一冊
  • 頼まれたことは絶対にやりきる。自主的に、期限よりも早く
  • 社会人は目的意識を持って「アウトプット」を前提に勉強する
  • 自分は一緒に仕事をして楽しい存在になれているか?を考えてみる

本書のタイトルでは「入社一年目の~」とされていますが、入社一年目を問わずサラリーマンには特におすすめしたい一冊でした。

3つの原則と50のルール以外にも岩瀬さんの仕事観を感じることができる一冊だからです。

例えば、岩瀬さんにテレビ出演の依頼が来たところから、この「勝負どころ」を成功へと導かせるまでにどのようなアプローチをしたか?について詳しく書かれておりました。

依頼が来てから放送日までたった5日間の行動。これが私には刺激的でした。

ぜひ本書を手に取って読んでみてください。




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