【書評】『武器になる哲学』|哲学を仕事に活かす!




悩む人

なんでビジネスパーソンが「哲学」を学ぶべきなんだろう?

このような方にオススメしたい1冊はこちらです。

『武器になる哲学』 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50山口 周

『武器になる哲学』おすすめのポイント

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本書は本格的な哲学書より読みやすく、自分の仕事や生活のスタイルに合った読み方ができる一冊です。

特におすすめのポイントは「哲学入門書」との違いにあります。

目次に時間軸を用いていない

一般的な哲学入門書はソクラテス→プラトン→デカルト→ヘーゲル→ニーチェなどの時間軸に沿って書かれているのが殆どです。

そして哲学の初心者が挫折しがちなのは「古代ギリシャの哲学」です。

「古代ギリシャの哲学」は今の私たちにはあまりに自明であったり、そもそも間違いであったりすることが多いため、古代の哲学の考察を学ぶ意味合いを見出すのが難しいようです。

『武器になる哲学』では「時間軸による目次構成」を行っておらず、使用用途別にまとめられております。

4つのキーコンセプト
  1. 「人」に関するキーコンセプト
  2. 「組織」に関するキーコンセプト
  3. 「社会」に関するキーコンセプト
  4. 「思考」に関するキーコンセプト

著者が「知っていて本当によかった」と思えるものを厳選して紹介されており、各々の課題に合わせて、「何について考える際に有効なのか」を知ることができます。

『武器になる哲学』の著者紹介

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山口 周さん
  • 慶應義塾大学文学部哲学学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了
  • 電通、ボストン・コンサルティング・グループを経て、組織開発・人材育成を専門とするコーン・フェリー・ヘイグループに参画
  • 現在、同社のシニア・クライアント・パートナー
  • 専門はイノベーション、組織開発、人材・リーダーシップ育成
  • 株式会社モバイルファクトリー社外取締役
  • 一橋大学経営管理研究科非常勤講師
他著書
  • 『外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術』(KADOKAWA)
  • 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?-経営における「アート」と「サイエンス」』(光文社新書)
  • 『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイアモンド社)

  など、著書多数。

『武器になる哲学』著書情報

『武器になる哲学』著書情報
  • 書籍名:『武器になる哲学』
  • 著者名:山口 周
  • 出版社:株式会社KADOKAWA
  • 発行日:2018年5月18日 (ver.002)

なぜビジネスパーソンが哲学を学ぶべきなのか?

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本書ではビジネスパーソンが哲学を学ぶべき理由について、下記の4つに集約しております。

  1. 状況を正確に洞察する
  2. 批判的思考のツボを学ぶ
  3. アジェンダを定める
  4. 二度と悲劇を起こさないために

特に私が引きつけられた「哲学を学ぶべき理由」は【①状況を正確に洞察する】です。

著者は問題解決に対するアプローチの中で、「哲学や心理学や経済学のコンセプトを、目の前の状況に当てはめて考えてみる」という行動を取るそうです。

問題解決への判断材料として「哲学」を武器にできたら、それはもう「怖いものなしだな」とも思えてしまいました。

「いま、何が起きているのか、これから何が起きるのか」という問いは、ビジネスパーソンが向き合わなければならない問いの中でも最重要なものでしょう。

このように重要な問いについて考察する際の、強力なツールやコンセプトの数々を与えてくれるのが哲学だということになります。

『武器になる哲学』|No.95/4061

『武器になる哲学』感想&オススメの読み方

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本書は読書が不慣れな方には少しだけ難しい内容が含まれておりますので、本書の目次を眺めて、まず今の自分の悩みや課題とリンクする箇所を読んでみることをオススメします。

「今の自分には必要ないかな?」と感じる項に関しては無理せずに一旦置いておき、最後まで読み進めるためにも興味がそそられたら読むという方法でも良いかと思います。

ビジネスの現場で使える知識が詰まっておりますので、ビジネスマンは一度は目を通して損がない1冊です!

『武器になる哲学』書評 まとめ

✅まとめ
  • 『武器になる哲学』は使用用途別にまとめられていて読みやすい
  • 各々の課題に合わせて、「何について考える際に有効なのか」を知ることができる
  • 哲学は問題を考察する際の強力なツールやコンセプトを与えてくれる

ぜひこれを機会にビジネスで使える哲学を身に付けてみてはいかがでしょうか?




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